10月16日の報道にもありますが、このたび岐阜県内においても飼育豚への豚コレラ予防ワクチンの接種が行われる見通しとなりました。
昨年9月に岐阜県内の養豚場で発生が確認されて以降、感染が拡大している家畜伝染病「豚コレラ」ですが、発生当初より、岐阜県選出の国会議員の先生方と連携を取り、岐阜県へのヒアリングや農林水産省への要望、また、地元養豚協会の皆様からもお話をお伺いし、全力で取り組んでまいりました。
改めて、豚コレラは豚、いのししの病気であり、人に感染することはありませんし、感染豚の肉が市場に出回ることはありません。
岐阜県内においては、既に飼育豚の6割以上が殺処分される事態となり、岐阜県のブランド豚への影響は深刻なものとなっています。また、農業全体への風評被害や現地でご対応いただいている職員の皆様の心のケアについても多くの課題が残っています。
私自身も3月に衆議院農林水産委員会において質問をさせていただきましたが、
【2019年3月7日(木)衆議院農林水産委員会】※44:00からご覧ください
特に飼育豚への予防ワクチンの接種は非常に難しい問題でした。
10月10日の衆議院予算委員会では同じ派閥の葉梨康宏先生がこの問題について質問をされました。
【2019年10月10日(木)衆議院予算委員会】※2:16:00からご覧ください
これらを経て、農林水産省は10日に飼育豚への予防的ワクチン接種を可能にする防疫指針を改定し、野生イノシシの感染が確認されている10県を接種推奨地域に設定しました。
岐阜県は本日付けで接種の範囲や時期などをまとめた「ワクチン接種プログラム」を作成し、農水省の確認を経た上で、最終的なワクチン接種の判断が行われます。
今回岐阜県が作成した「ワクチン接種プログラム」では、対象を県内全域の豚等飼育施設とし、10月下旬を目途に順次接種を行う予定となっています。
これにより、県内の飼育豚が守られます。
発生から1年あまりかかりましたが、ようやくここまで進めることが出来ました。まだまだ解決しなければならない問題はありますが、引き続き地域の皆様のお声をお伺いし、全力で取り組んでいくことをお約束いたします。
2019.10.16 衆議院議員 金子俊平
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