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緊急事態宣言を受けて

このたび、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、緊急事態宣言を発出し、1月14日より岐阜県が緊急事態措置の実施区域に指定されました。


まずもって、新型コロナウイルス感染症によってお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申しあげますとともに、罹患した全ての皆さまと、そのご家族の皆さまに心からお見舞いを申しあげます。


また、皆さまにおかれましては、今後より一層の感染拡大防止に対するご協力と、根拠のない噂話や誹謗中傷などは決してなされないよう強くお願いを申しあげます。


岐阜県では、国の緊急事態宣言に先んじて、1月7日に県独自の非常事態宣言を発令し、これ以上の感染拡大に歯止めをかけるための対策(岐阜モデル)を全力で実施していますが、更に強力な対策を講じるため、1月12日に西村経済再生担当大臣・古田知事・愛知県の大村知事とのテレビ会議の場で国対して要請が行われ、今回の追加指定に至りました。


皆さまにお伝えしたいことは以下のとおりです。なお、この緊急事態宣言は、医療体制ひっ迫の現状に歯止めを掛け、減少傾向に転じさせることが目的の「感染対策」です。決して社会経済活動を幅広く止めるものではなく、感染リスクの高い場面に絞り、効果的かつ重点的な対策の徹底をお願いするものであり、具体的には「飲食店に対する営業時間短縮要請」「外出自粛の要請」「テレワークの推進」などが中心となっています。


皆さまから頂戴した様々なご意見は、週明けから始まる通常国会の場においてしっかりと訴え、新たな「経済対策」をしっかりと議論してまいります。この国難を乗り越えるため、皆さまのご協力をお願いいたします。


〈実施期間〉

令和3年1月14日(木)〜2月7日(日)


〈実施内容〉

①外出・移動(昼夜を問わず、特に夜8時以降)

○不要不急の外出や移動について自粛を要請します。なお、出勤・通院・散歩など、生活や健康の維持に必要な外出・移動は除かれます。


②イベントなどの開催

○屋内・屋外ともに5,000人以下、かつ、屋内にあっては定員の50%以内、屋外にあっては人と人との距離を十分に確保し、3密を回避して20時までの開催としてください。


③施設の使用

○飲食店やカラオケボックスなどへの時短営業(営業は20時まで、酒類の提供は19時まで)を要請します。


④テレワーク

○「出勤者の7割削減」を目指し、テレワークやローテーション勤務、時差出勤などをお願いいたします。対策の実効性を高めるための環境づくりとして、人と人との接触機会を減らすことは大変重要です。


⑤学校等

○一斉休校の要請はしませんが、本日から大学入学共通テストが始まることもあり、本格的な受験シーズンに入ります。受験生ならびに全国の児童・生徒のためにも、感染防止にご協力ください。


ほか、これらを踏まえ、岐阜県からも緊急事態対策が示されています。以下もご覧ください。


〈内閣官房新型コロナウイルス感染症対策〉


〈岐阜県新型コロナウイルス感染症について〉


引き続きのご協力、よろしくお願いいたします。

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